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 さて今日のテーマは「歴史に学ぶ」です。「愚者は経験に学び、賢者は
歴史に学ぶ」などといわれますが、歴史から学べることは多いです。


 先月は広島・長崎の原爆投下日や終戦記念日があったので、あらためて
日本における第二次世界大戦について調べなおしてみました。


 私は仕事がら企業間競争をいかに勝ち抜くかということに日々接して
いますが、実は戦争からは企業経営に活かせる多くの競争理論が生み
出されています。また組織運営について、多くの学べることがあります。


 よって、企業経営にかかわる方、部下を抱えたリーダーの方、また
私のような経営コンサルタントにとって、戦争について学んでみることは
とても勉強になるのです。


 学校の歴史の勉強において、第二次世界大戦について割かれる時間は
とても少なく、ほとんどが年号を覚える程度で終わっています。


 今の日本にとって、当時の日本軍は勝てる見込みのない戦いに突き
進んだ愚かな組織で、現代ではあのような失敗は犯さないと多くの方が
考えていると思います。


 しかし第二次世界大戦は今の日本企業が陥りやすいあらゆる失敗の
典型的な事例でもあるのです。反面教師として、とても参考になります。


 なぜか?実はアメリカやヨーロッパ等の最新の経営理論は、それは
それで非常に役立つものですが、そこには日本人の気質とか日本の組織で
起こりやすい問題というものはあまり考えられていません。


 日本軍の失敗は、多くの日本の組織が学べる組織的失敗例なのです。



 ここで質問です。あなたはなぜ当時の日本軍が勝ち目のない戦争に
突入していったのか説明できますか?また突入してしまったことを前提に、
負けた敗因を説明できますか?


 この答えを非常によく説明した本があります。その本は戦中・戦後と
政治家で実業界でも活躍した永野護氏が終戦直後の昭和20年11月に書いた
敗戦真相記―予告されていた平成日本の没落という本です。
当時よくここまで分析できたとな思うほど日本軍の敗因を明確に書いています。
また本文自体は120ページほどで文章の読み方が早い人であれば、
1時間程度で読みきることも可能です。


 その内容を私なりにまとめると日本軍の失敗の原因は次の3つに
まとめられます。

 @戦争を行う公明正大な理由・目標・理念が無かった

 A軍部の慢心(己を知らず、敵を知らず)

 B国民の良識・世論を無視した


 これを現代の企業経営に置き換えると、次のようなことだといえます。


 @企業を経営していく上で、理念・目標・社員が納得する公明正大な
  理由が絶対に必要である

 A企業経営は慢心してはならない。常に自社、競合、業界全体に
  気を配り、情報の収集に努めること

 B企業内・企業外の有能な人物の助言を参考にする

 この3つを意識するだけでも組織が犯す重大な失敗を未然に防ぐ
ことができるのです。ぜひ、意識してみてください。


 日本の戦争の失敗を深く知りたい方は上記の本のほかに
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)野中郁次郎ほか共著
組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか菊澤研宗著
などがおすすめです。


 ご参考までに。



発行日 不定期
発行者 ステージアップコンサルティングサービス
代 表 田中 忠



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