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今日のテーマは「決断しないのが一番悪い」です。
先日、愛知県で拳銃立てこもり事件が発生しました。
そこでの愛知県警の対応を見ると、疑問に思うところが多く、
これを企業経営からみて、学べることはないかと思いテーマにしました。
私がこの事件をみて思うのが、県警の対応がなんとなく
「待ち」の対応をしているのではないかと感じたことでした。
拳銃を持ち、人質をとって立てこもるというのは、事件としても
危機的な状況です。
危機的状況の対応は、なにがあろうとも即決と即実行が大切です。
こういった危機的状況で一番やってはいけないこと・・・
それは「決断しないこと」です。
これは企業経営でも同じことです。会社が危機的状況に陥ったとき、
経営トップが何の決断もしなかったら、どうでしょう?
ずるずると状況が悪化するのは必然ですね。
危機的状況において、「No decision(決定しない)はBad decision
(駄目な決定)よりも悪い」という言葉があります。
たとえ完璧な対策を取れないとしても、現時点でできうる限りの策
を講じ、状況を逐一見ながら対策に修正を加えていくことが重要です。
今回の事件をみると、現場で主に対応していた部隊がMAATであった
ことからすると、突入が最終手段になるのは仕方の無いことです。
※MAAT(マート)とは、Martial Arts Attack Team:特殊犯捜査係のこと。
大阪府警の呼び名で警視庁ではSIT=Special InvestigationTeamという。
犯人逮捕を主要な任務とする部隊であり、犯人への狙撃は最後の手段
とされる。
また突入や狙撃が最良の策ともいえないでしょう。
しかしながら、負傷した仲間を5時間以上も放置し、やっと対応
したら、後方支援を行っていたSAT隊員が撃たれ死亡するという結果でした。
※SAT(サット)とはSpecial Assalut Team:特殊急襲部隊のこと。
こちらは犯人を制圧することを主要任務とする。突入も狙撃も
辞さない部隊。
事件解決も警察力によるものでなく、人質が自ら脱出したことにより、
犯人の立場が急落したことによるものと思われます。
警察の凶悪事件への対応力に疑問が残る事件となりました。
警察にはいっそうの改善を求めたいところです。
さて、この事件から企業経営として学べることはなんでしょう。
1.普段から危機的状況に陥ったときのことを想定して、準備を
しっかりしておくこと(リスクマネージメント)。
2.そのために人的・金銭的コストがかかることを理解する。
3.危機的状況となったら、経営トップ自身が最前線に立ち判断する。
4.最前線の部隊の実力を最大限発揮できる指揮命令を行う。
5.時間をかけて完璧な判断を目指すのではなく、即断・即決・即実行
を繰り返し、結果の状況から修正を加え、事態の収拾に努める。
今では多くの企業で少なからず不祥事や重大クレームが発生し、
そういった状況にしっかりとした対応が求められる時代となってきました。
リスク管理は経営者にとって重要な仕事の一つです。
自社のリスク対応力について、ここで考え直してみましょう。
| 発行日 |
不定期 |
| 発行者 |
ステージアップコンサルティングサービス |
| 代 表 |
田中 忠 |
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