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 先日、大阪のエキスポランドのジェットコースターで死亡事故が
発生しました。


 私は以前、工業製品を開発する技術者だったこともあり、こう
いった事故が発生するとある法則を思い出します。

 それはハインリッヒの法則(または1:29:300の法則)と呼ばれる
ものです。


 どんな法則かというと…
「労働災害の発生確率から類推した設計における失敗の顕在化の確立」
というものです。書いている私もわかりにくいです。具体的に説明します。


 1件の「重大災害・事故」の影には
 29件の「かすり傷程度の軽い災害」があり、その影には
 300件の「怪我は無いが、ヒヤリ・ハッとした体験」がある。


 という法則性です。このように重大な事故・災害は青天の霹靂(へきれき)
みたく突然発生するものではないのです。その前には必ずたくさんの兆候、
シグナル等が出ているのです。重大災害・事故は氷山の一角なのです。

 その下には数多くの小事故・小災害、ヒヤリ・ハッとがあるのです。


 今回のような重大事故が起こってしまった背景には、こういったシグナル
をことごとく無視し続けた体制・体質があると考えられます。

 エキスポランドが安全対策にしっかりとした配慮をしなかったのは、USJ
が近くにできたことによる入場者数減による経営難が影響しているかも
しれません。

 しかし、このような事故を起こし、失ってしまった信頼を金銭に換算し
たらどんな金額になるのでしょうか?きっと、とてつもない金額でしょう…


 このような事故が起こった企業の多くは経営危機に追い込まれます。
小額のコストや人員を削減し、尊い人命を失い、お客様からの信頼を地に
落とし、経営危機に陥る。本末転倒です。


 安全面にまでコストや人員削減をしなければならなくなる前に、経営の
建て直しを行うべきです。経営者の方はこういったことを常に忘れずに
経営を行って欲しいものです。


 また、このような事故・災害は構造物ばかりに限りません。サービス業
でも同じことです



 1件の「経営を揺るがすような重大なクレーム」の影には、
 29件の「軽度のクレームほどの失敗」があり、その影には
 300件の「クレームではないが、まずいと思った体験・認識された
 潜在的な失敗」がある。



 ハインリッヒの法則はどんな業界にいても活かせる法則です。 
今回の事故をきっかけにもう一度自社の状況を省みて見ましょう。

 決して他人事ではないはずです。


発行日 不定期
発行者 ステージアップコンサルティングサービス
代 表 田中 忠



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